残日録

ロシアのウクライナ侵攻に思う

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今、世界にはいくつもの内戦や侵略行為が続く凄愴に心が痛みます。特に、ウクライナ国の災禍では毎日多くの無辜の人達が亡くなっています。今日この世に、この様な事実が起こるという事に考えさせられます。平和を求める人達は、この真実を良く見、知り、脳に焼き付ける必要があると思います。

70年前、日本もこの様な事実のあった事も我々は知っています。そして、戦争終結後の悲惨な情景や生活の苦しさも体験して来ました。それは生涯忘れられない経験でした。当時、土浦市には二つの航空隊が存在し、北には軍需工場もあり米軍の攻撃は熾烈であったと先輩方から聞いています。また、予科練などの記念館には生々しい記録や遺書、遺品なども展示、残されてされています。

ウクライナとロシアでは多くの若者の戦死者を出し続けています。戦争否定の若者達は将来に希望をかけて眼前の危急に率先挺身して逝った人も随分いたと思われます。それが国の指導者や個人のメンツから戦争になっていく事も、この目でしっかりと焼き付けて置かなければなりません。しからば、この様な状況を回避する事は出来るのでしょうか。若い人達はよくよく考えて欲しいのです。
原罪と愛を基盤とするキリスト教。【悪魔の存在を信じない者は神の存在を信じない者】と正に、神と悪魔は表裏一体だと言えるでしょう。

今年は参議院の選挙です。国の指導者を選ぶ【選挙】も熟慮の上に選ばなければなりません。安易な人気や流れで指導者を選んではいけない事も良く解ります。侵略も防衛も大きな犠牲を払い、虚しさだけの残ることは必然という事を戒めなければなりません。ウクライナ侵略戦争が早く終結する事を願うばかりです。

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