年初から本格的な寒い日が続いて居ます。年々、春夏秋冬の移ろいに異変が起きている気がしてなりません。間違いなく気候変動が起きていると言えるのでしょう!
50年位前になるでしょうか? 国家試験・熱管理士(今、エネルギー管理士)の勉強をして居た頃に『地球温暖化』という予言めいた問題が出ました。その時の試験問題が今、正に変動が起きて居る現実に科学の正しさを知らされました。当時、勉強した熱管理の知識はその後の生活や職場で大いに役立ったと思って居ます。例えば、生活で最も大事である【空気】や【水】が有ります。特に空気は窒素4と酸素1の気体混合物です。が、空気は奥の深い物質であるといつも思うのです。空気は静止して居ると【断熱材】になり、動いていると熱を奪い去る【冷却材】になるのです。例えば、羽毛布団の空気層が動かなければ熱を遮り暖かく感じます。寒い時期に雀や小鳥は丸々と自分の身体に空気を取り入れて膨らむ福良雀を見掛けます。一方、扇風機や団扇は夏の生活に欠かせません。同じ空気でも静止しているか、流れているかで大いに違う事が良く解ります。【静と動】、これは何かを示唆している様な気がしてなりません。『同じ物質が状態や状況次第では真逆になる』、守りと攻めの様にも思うのです。現実問題としてこの事を知る事は大事です。
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空気の動と静では【熱伝達係数は数千倍】の違いがあるのです。今年の様に寒い日には室内の『空気は動かさない!』工夫をすれば可成り肌に感じる違いがある事を知って欲しいのです。そして部屋の大きさは小さい程空気は動きません。部屋の出入口や開口部は閉めて置く事が肝要です。部屋が大きいと【自然対流】が起きて空気は熱を運んでしまいます。もう一つ、体感として【湿度】も考えた方が良いのです。同じ部屋で『湿度が高い程』体感として暖かく感じます。湿度器を上手く使う事をお進めします。
昔から高温多湿の日本家屋は夏向きの構造になっていました。冬の工夫として部屋の外部に廊下を造り障子を設けたのです。薄い一枚の障子紙が空気の流れを遮断しているのです。先人は素肌でその事を感じ考えたのでしょう。最近の家は省エネルギーを重視した構造になって居ます。【建築法】では窓を小さくする様に代わっています。窓は解放感があって良いのですが、家全体の熱放散率は約40%以上も占めますから判断は中々難しい処です!
窓には厚手のカーテンをする工夫も効果は大です。物価高の今、少しでも電気やガス代節約と脱炭素に役立様に部屋の空気は動さない工夫を考えてはどうでしょう。
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