残日録

国連の役割

ロシアのウクライナ進攻はいつまで続くのかと胸が痛みます。第二次世界大戦時、ウクライナ・クリミヤ半島・ヤルタにおいて英、米、露が中心になり、【世界第三次戦争】が起きない様に【国際連合】を設立して【安全保障会議】を設ける事にしました。
その常任国ロシアは国連のルールを破り、独立国ウクライナへ領土進攻したのです。国連は暴挙を回避しようと安全保障会議を開催しますが、常任理事国の反対にあい機関が機能していないのです。これまでも国際紛争を国連に提案しても常任理事国の反対で否決され一向に解決の方向に動かない現実が在ります。明らかに不条理な事実も常任国の反対で決定出来ません。
これまでも米国、中国、ロシアなどの常任国が普遍と思えない行動をしても、それを阻止出来ない現実があります。これではいくら提案しても堂々巡りで解決出来ないのです。
他にも国際秩序を保つ機関は沢山ありますが、民族やイデオロギ-紛争を回避する手立てがないのが現状でしょう。しからば、どうすれば良いのでしょうか。
今更、新しい国際秩序を創る機関創設は難しいでしょう。経済大国が世界を支配する考えは【古い】のだという事を、全世界が認める方向に持って行きたいものです。
国連創設時との大きな違いは、加盟国が増え】の支配が重用になります。グローバルサウスと言われる国々が大きな意味を持っていると思います。【国際法と民主主義】を規範とする国を増やす考えや活動が必要と思うのです。そして思潮と云うものが有ります。
ロシア進攻が終了した後、世界は、この現実をどの様に裁くのでしょう。それぞれの国がどの様に考え行動をするか、じっくりと見なければなりません。これまでと変わらなければ世界はカオス状態から当分抜け出せないでしょう。人間の考えは多様と言う他はありません。

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ヤルタ会談

koku2

国際連合会議

koku3

高等弁務官 緒方貞子さん

koku4

ウクライナへのロシア侵攻

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