残日録

年の瀬の想い

今年も慌ただしい師走を迎えています。サラリーマン時代なら,今頃は年末の挨拶、一年の纏め、来年の予算、忘年会と必死で過ごしていた事を思い出します。従い、家の事は一切女房に任せ切りで新年を迎えることが常でした。
それが退職後はどうでしょう。新年を迎えるに辺り、いろいろと家の中でやるべき事の多さに驚いています。これまで家の事は全てお座成りにして来たことへの反省があります。

世界はコロナ蔓延とロシアのウクライナ侵攻、国内では異常な円安の一年が終わろうとしています。当然、世界はそれらの影響と反動が、私達の生活に直接響き、夫々どうし様もない思いの一年ではなかったでしょうか。世界は網の目の様に繋がっている事が良く解ります。
個人では、老境ゆえの【健康】という事を考えさせられた一年でした。幸いにも大きな自体にならずに済みました。そして健康である幸せを噛みしめております。日本の【健康保険制度】の素晴らしさも実感した一年でありました。
片や、国内の老人による【交通事故】の多さに何とも言えない虚しさを思います。永い間、毎日の様に自動車運転をして状況を知るからです。そろそろ運転免許証返納の英断に来ていると自覚しています。これまで無事に運転して来ても問題を起こせば【晩年の汚点】になる。これだけは避けたいです。来年は新しい希望を持ち、身体を使い、自然と接して小さな喜びを見付ける事に努力をしたいと思うのです。そして世界は、多くの【胡蝶の夢】を見ている国々は,高等数学をもって解かなければなりません。

 

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