残日録

投票率

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新しい石破政権は、10月27日衆議院議員の総選挙に入りました。結果は自由民主党の議席を公示前の247議席から大きく下回り189議席となりました。長期政権の驕りから来る慢心や裏金問題が大きく響いた事は間違いないと思われます。国民の思っている不信、不満を正面から本気で向き合って来なかった表れだったのでしょう。
昔、『山は動いた』と言った党首が居りました。この時も同様に、黒い霧で覆いかくそうとする自民党の様が表に現れました。口だけの反省には庶民はだまされないのです。
処で、今回の投票率の低さを政治関係者はどの様に思っているのでしょう?我々の若い頃、両親たち大人は忙しい農作業の手を止めて、遠方の投票所へ行く姿を観た記憶が有ります。確か、その頃の投票率は70%以上であったと思います。それ程、国政に参政する意識が強かったと思います。その投票率が60%を割ったのは1993年と言われています。投票率は、その後も低下を続け、今回の全国投票率は53.11%、茨城では、さらに低い52.45%と選挙の度に低下して行き、原因は何故なのでしょうか。
二人に一人が棄権している計算になります。投票率が高ければ、落選した人が沢山出ているはずです。関係者の努力が足りないと言う他は有りません。その対策の本気度や方法が見えません!選ばれし議員は『国民の総意』と言い、政治を操る現実に「本当にそうなのか?」と疑う人が多いのではないでしょうか。本当の【民主主義】と言えないと思うのです?
一方、投票に行かなかった人達は、やれ『物価が高い』、『政治はなっていない』と批判するだけで小学生程度なのです。確かに選挙の時だけ、ペコペコとペコペコと頭を下げ、出来もしない口当たりの良い言葉を並べて当選してしまう人を見れば、『うんざり』してしまいます。
今回、【期日前投票】をしました。が、投票率を上げる為の投票に『その理由を聞く!』選管の言葉に違和感を覚えました。まずは投票率を上げる事が第一でしょう❢  期日前制度は良い方法だと思います。一定期間内に投票を済して積極的に国政に参加する。
過ちて 改めざる これを過ちと言う】 孔子

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