隣の家の梅の木に毎年、鶯が美しい声で鳴くのを楽しみにしていました。が、今年は何があったのか聞こえて来ませんでした。その内、梅の花は終わり、新緑になってしまいました。
そして最近のこと、高台を散歩中に長い【鶯の谷渡り】を聞く事が出来ました。思わず暫くの間立ち止まって聞き惚れてしまいました。必死に威嚇をしているのでしょう1分以上鳴いているのです。
初夏の登山などでは平地から涼しい山地に上がって来る【鶯の谷渡り】を良く聞く事が有りました。しかし,中々姿を見ることの出来ない小鳥なのです。これまでに3~4度位しか姿を見た事がありません。声はすれど姿の見えない小鳥なのです。特にメスを見ることは難しく薄暗い篠藪の間で一度だけ見ています。
鶯の長が鳴きはメスへのアピールで長く連続なほどモテるそうです。ある研究者が長く鳴く鶯と普通の鶯の喉を調べた人が居たらしいです。結果は長鳴きの鶯の喉はただれていたそうです。どんな世界でも女性にモテる事は大変な努力が必要ですね。
散歩道、高台から平地の分譲空き地へ降りて来ると、青空に雲雀が高々と舞っていました。何とも幸せな長閑な一日を感じた日になりました。