残日録

梅の花

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庭の梅

『梅一輪 梅一輪ほどの 暖かさ』と、芭蕉の弟子が読んだ名句があります。梅は【心】の"ふるさと"になっている。水戸は【梅】を藩の殖産として奨励した事もあってどこの家にも梅の木がありました。早春に、ほのかに奥ゆかしい匂いが【春の息吹】を知らせてくれたのです。今年もどこからか匂って来ます!

昔は【梅酢】と【塩】で料理の調味をしていたそうです。これを【塩梅(あんばい)と言ったらしいのです。今年は【良い塩梅】ですね!、と言う挨拶が多い事を願っています。
昨年は暗い話が多くて鬱屈さに希望がなかった様に思いました。今年は、次なるフェーズに何かあると思っているのです。そして新しいと思える環境が続々と現れてきました。少しでも環境に乗り遅れな様にムチ打ちたいと思っているのです。

梅の花が終わると、眞緑の梅の実が枝にびっしりと付けてくれます。やがて、それは梅干しとなり、殺菌力があるとか、暑気に良いとか梅干を食べさせられたとの思い出があります。
やっぱり梅は【効能】よりも色彩豊かな早春の【花と香り】を愛でる風情を楽しみたいです。
〽 もう直ぐ 春ですね~。。。。

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偕楽園の梅林

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水戸の梅羊羹

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近くの梅林

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水戸黄門

 

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