残日録

今年は午年

今年は午年です! 午年の人は明るく行動力が有り、自由を好む楽天家、熱しやすく冷め易いなどの話が有ります。馬で思い出すのは、子供の頃に父方祖父の家で農耕馬を飼い、その馬を可愛がって居ました。馬は個人に慣れると本当に親愛の情を示してくれます。鼻を摺り寄せて来り、身体を押し付けて来ます。決して犬・猫の様に媚びたりはしないのです。【人馬一体】とは良く云ったものだと思います。
子供の頃の家は、祖父母の屋敷内の高台に在り、200m程下った所に幅3m位の小川が流れていました。夏になると小川へ連れて行き身体を洗たり、土手の草をたっぷりと食べさせると嬉しそうに喜んでくれました。帰りには裸馬の胴体に縄一本巻き付けて背中に股がり坂道を駆け上がって来たものです。祖父や近所の人達は良く裸馬に乗れると感心していました。そんな事も合って馬は大好きでした。
古くから関東以北では牧場(まきば)が発達して居ました。平将門も戦闘に馬を使い、これを得意としていました。最後の戦いは、風の方位が急に変わり風上に立った将門は矢に射抜かれたと云われます。源平時代、東北育ちの源義経は騎馬戦を得意として戦闘に馬を使っています。一の谷では絶壁を70騎程で平家軍を蹴散らしています。義経のチンギス・ハーン説もモンゴル平原を駆け回る馬の扱い技術が上手だった処から来ているとも言われています。馬の群れは、先頭が走り出すと一緒に走り出す習性を上手く戦に使った様です。
土浦から15km程行った処に、美浦トレーニングセンターが有ります。広大な土地に厩舎やトレーニングセンターが有り競走馬の訓練をしている処を近くで見る事が出来ます。我が家傍の国道125号線を絶えず競走馬の専用車が行き来しています。そして競走馬の【】、までもブランド化して肥料で売っているのです。知恵者が居るものです。
思い出すのは、千葉工場で働いて居た頃には中山競馬場に通い【おけら街道】を歩いた事もあります。北海道・苫小牧のノーザンホースセンターや日高で競走馬を見ています。北海道の広大な牧場に散々と草を食む馬の姿を見るのも楽しいものです。暫らく眺めて居ると、馬はちか寄って来ます。多分、この人は信頼出来る人と馬は感じて来るのだと、いつも思うのです。また帯広のばんえい競馬場では競技を見ました。が、馬の身体を思い切り叩くので可哀相で1レースだけ見て早々に出て来ました。
午にも『じゃじゃ馬』が居ます。今、米国のじゃじゃ馬トランプ氏の挙動に世界は翻弄されています。日本人では考えられない言動に信頼が感じられません。日本は【優しい馬】の様に穏やかな災害の無い年であって欲しいと願うばかりです。

日高の牧場

ばんえい競馬場

帯広のコテージ内

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