7月からの酷暑は半端なく襲い掛かり昼間の散歩が出来ません。早朝5時起きして自転車で散歩をすれば、頭はスッキリとして一日を気分良く過ごせます。家の近くには霞ケ浦公園や広大な稲田、蓮田が拡がる茫洋とした場所が沢山有ります。気分転換にと安全な農道を選んで走りながら運動を楽しめるのです。早朝の冷気や微風には爽快感があり、『今日も元気で過ごそう!』との思いをさせてくれます。そして同じ様に元気の良い老人達があちこちを散歩している姿に会います。『おはよう!』と、声を掛ければ元気な声が返って来ます。稲田道は草を刈り込み、独特の夏草の匂いがして子供の頃を思い出します。田圃の稲株は増殖、初穂も見られて緑一面の田園風景が拡がっています。稲の葉の尖端には朝露が玉となりキラキラと光る美しい姿も見られます。公園内に入れば、多くの人達が散歩を楽しんでいる様子が伺えます。園内には【花蓮】のエリアが有り今は盛りと70種以上の花が咲き始めて居ました。多くのカメラマン達は早朝の蓮花にシャターを切って居るのです。この様な風景は他の地ではなかなか観られないのかも知れません。
霞が浦湖畔の沿道を走れば、朝靄の中に朝日がぼんやりと浮かび湖面に反射して居ます。途中、湖畔のベンチに腰掛けて茫洋とした湖面を眺めていると遥かなる歴史の想像が膨らみます。12代景行天皇の息子、日本武尊は蝦夷征伐の折りに大海(太平洋)から流れ海(霞ヶ浦)に舟で入り、【浮島】(土浦から10k程南)に何日か滞在、東征の【みそぎ】をして北上して行ったと言われます。その後、日本武尊は蝦夷征伐を終えて帰途中に亡くなったと言われます。息子の死を悲しんだ景行天皇はその後、浮島を行幸されて小屋を造り、何日も息子の死を悼んだと常陸風土記に記されて居ます。遥かなる大和政権の歴史や平将門の乱、戦国時代の佐竹武将や小田達が駆け回った【信太の地】に先蹤の想いを起こさせるのです。都から遠く離れた常陸国に、なぜ多くの物語があるのかといつも不思議に思うのです。
家路に戻る頃にはかなり陽は高く上がり、朝靄は消えて今日も暑くなるぞ!との思いに気がめいって来ます。 『サ~テ!』、今日一日何をしようかと思いながら暑さを考えれば、MLBやスポーツTV観戦の一日になりそうです。堪える夏にはクワバラ、クワバラ ‼



