最近、あるイギリス人と日本人の間に生まれた女性の話を聞きました。彼女は小学生を日本語学校で過ごして高校はインタースクールに進み、やがて成人になり米国で生活を始めたとい居ます。最初はアメリカの自由が素晴らしく豊かで楽しい日々を過ごしていました。が、やがて『秩序のない自由』が堪らなく嫌になったと云います。彼女は小さい頃、何気なく学んで居た清掃や奉仕活動などが自分の物差しになっていたと云います。そして自分は、何に人なのかと問い続けている内に、やっぱり『自分は日本人だ!』と確信したと云います。私も何度か海外を歩いて来ました。が、やはり日本人で良かったと何度も思った事あります。
30年前頃にハワイへ行った事があります。気候も穏やかで豊かでもないハワイ人達はいつもニコニコと暮らし、正にパラダイスだと思っていました。その後、20年位経ってからハワイを訪ねれば、欧米人,東洋人が大挙して闊歩し観光という気分になれなかったのです。その観光客を観察していると、服装や身のこなしなどは明らかに日本人である若者や家族連れが楽しんで居る姿が有りました。身のこなし、作法、集団の秩序など明らかに他と違うのです。日本にも『旅の恥は、かき捨て』と云う言葉があります。それでも他国と違う何かがある事に気が付き嬉しくなります。そいして他人の空間にむやみに入り込まない事も美徳かもしれません。
私は普段プロ野球を余り見ないのですが、大谷選手のいる世界一流選手の集まるMLBを見る様になり、彼の野球センスの他に、行動の素晴らしさを米国の子供達が憧れる姿を見るにつけ素晴らしいと感激させられます。今年は他の日本選手も沢山入団しました。それぞれで活躍している姿に感動します。そしてチームの中では尊敬(リスペクト)されていると云うのです。一体これは何だろうと思います。MLB球団スタッフの中にも多くの日本人が居る事に驚きます。先駆的に活躍した野茂さんやイチローさん、その他の日本人選手達は未だに各球団から尊敬されて居るという姿を聞き、苦労の中にも日本人らしく振舞い頑張りながら組織に馴染もうとした事が推測出来ます。『世界はバラバラ』だが皆一緒に生きて行かねばなりません。そこには【自由と秩序】が同時になければ組織は纏まらないでしょう。今、世界の大国と言われる国が経済力にまかせて武器を持ち、横暴や恫喝を繰り返しながら【バベルの塔】を創ろうとしています。が、決して長続きをするものではない事は、【旧約聖書】の中にも在ります!
世界は緻密な毛細血管で繋がり、動脈や静脈だけでは世界が纏まらない事を表しています。世界は『バラバラだが一諸』という認識がまず大事ではないでしょうか? その一緒となる鍵は何かと、MLBテレビを毎日観ながらつくづくと考えさせられながら過ごして居るのです
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